ノマドワーカーは「やめとけ」と言われる7つの理由|リアルな現実を紹介

やめとけのアイキャッチ

ノマドワーカーというライフスタイルに憧れる人は多いですが、その実態は決して楽なものではありません。

私自身も現在ノマドワーカーとして世界を飛び回っていますが、ノマドワーカーになる前は

「ノマドワーカーはやめとけ」とさまざまな人から言われていました。

この記事でわかること

ノマドワーカーはやめとけと言われる理由
ノマドワーカーのリアルな実態

ノマドワーカーは自由で、何にも縛られないというメリットがある反面、

厳しさを知らずに始めてしまうと、途中で挫折することになりかねません。

ノマドワーカーとしての生活を考えている方にとって、この記事が一助となることを願っています。

目次

ノマドワーカーは「やめとけ」と言われる7つの理由

ノマドワーカーがやめとけと言われる理由について

ノマドワーカーとしての生活に憧れる人は多いですが、実際には「やめとけ」と言われることも少なくありません。

この章では、なぜノマドワーカーがそのように言われるのか、実体験を踏まえながらその理由を詳しく解説します。

収入が不安定になりやすい

フリーランスやリモートワークでは、安定した給与が保証されません。仕事の受注状況によって収入が大きく変動し、月ごとの収入の差が激しくなることがあります。

また、クライアントの都合によって、突然仕事が減少したり、なくなったりするリスクもあります。固定の雇用契約がないため、景気の影響を受けやすく、不況時には真っ先に仕事を失う可能性があります。

さらに、病気やケガで働けない期間は収入がゼロになる可能性もあります。福利厚生も自己負担となるため、予期せぬ出費にも備える必要があります。

このような不安定さに対処するには、複数の収入源を確保したり、貯蓄を増やしたりする等の戦略が必要となります。収入の変動に耐えられる財務体質を作ることが、ノマドワーカーの成功には不可欠です。

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キャリアの先行きが不透明

ノマドワーカーは通常の会社勤めと異なり、ノマドワーカーは固定的なキャリアパスを持ちません。これは自由度が高い反面、将来の職業的成長や安定性が不確実になります。

短期契約や業務委託が主な収入源となるため、長期的なスキル開発や昇進の機会が限られる可能性があります。また、一貫したキャリア実績を示すことが難しく、将来の雇用機会に影響を与える可能性もあります。

このような不確実性は、将来の経済的安定や職業的成功に不安を感じさせる要因となり得ます。

そのため、ノマドワーカーには慎重なキャリアプランニングと継続的なスキルアップが求められます。

孤独感やホームシックに悩まされることが多い

常に移動し、新しい環境に適応しなければならないノマドワーカーは、安定した人間関係を築くことが難しくなります。

また、慣れ親しんだ文化や習慣から離れることで、アイデンティティの喪失感を味わう可能性もあります。母国語を話す機会が減り、文化的な孤立感を感じることもあるでしょう。

私自身も、初めて海外で生活したときは、自分でもよくわかない感情(寂しい)になりました。私に限ってそんなことになはならないだろうと思っていたのですが、、、

常に新しい場所で生活することによるストレスや不安も無視できません。慣れない環境での生活は、精神的な負担となり、ホームシックを引き起こす原因になります。

これらの問題に対処するには、現地コミュニティへの参加や定期的な帰省、ノマド仲間との交流など、意識的な努力が必要となります。

健康管理が難しくなる

移住先を変えたり、異国の地での生活するノマドワーカーは、健康管理が難しい場合があります。

食生活が変わることで体調を崩しやすくなったり、行き慣れた医療機関の利用が困難なこともあります。

私が長期で滞在していたインドでは食文化が大きく異なり、1週間腹痛が続きました。それでも病院はいけませんでした。このように、食事に適応するのに時間がかかることもあります。

ノマド専用の保険、短期の場合はクレカの保険、現地の健康保険などがありますが、健康維持のために意識を変える必要がありますね。

時間にルーズになり、修正するのに時間がかかる

ノマドワーカーは、自分で時間管理をする必要がありますが、自己管理が苦手な人には難しいことがあります。

自由な時間が多いため、ついつい仕事を後回しにしてしまうこともあるんです。

「今日中に仕上げる」と決めた仕事をついつい先延ばしにしてしまうことなんてザラ。

時間にルーズになると、結果的に社会復帰が難しくなってしまったり、信用を失う可能性もあるので注意しましょう。

言語や異文化への適応ができなかったら生活できない

異国の文化に適応するのは容易ではありません。

言葉の壁や文化の違いによって、ストレスを感じることがあります。

例えば、言語が異なる国での生活は、買い物一つをするにも困難を伴うことがあります。

適応のためには、現地の言語を学ぶ努力をしたり、現地の文化を尊重する姿勢が求められます。

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自由すぎて後戻りできなくなる

ノマドワーカーはかなり自由です。全て自分で決められます。

「これぞ人生だ!」と私は何度思ったことでしょうか。

その代わり、この自由な生活を手にしてしまったら、手放せなくなるのも当然のこと。

一生ノマドで生きていくことはかなり難しいので、期間を決めたり、ノマドの先の人生も少し思い描いておくことが重要だと感じています。

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「ノマドワーカーはやめとけ」の根源はここにあり!厳しい現実

事前に知っておくべきノマドワーカの現実

ノマドワーカーとしての生活は自由で魅力的に見えますが、実際には多くの課題があります。

この章では、ノマドワーカーとしての現実を具体的に解説します。

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自由な働き方は自己管理の責任が伴う

ノマドワーカーの最大の魅力は自由です。

場所や時間にとらわれず働けるため、自分のペースで生活をデザインできます。

例えば、朝型の人は早起きして仕事を済ませ、午後は観光を楽しむこともできます。なんでもOKです。

ただし、この自由は自己管理能力が求められるため、誰にでも向いているわけではありません。

誰も責任をとってくれません。その覚悟は確実に必要です。

不安定な収入と経済的リスクがある

収入が安定しないことが多いのが現実です。フリーランスとして働く場合、仕事の量や報酬が月ごとに変動します。

また、病気や急な出費に備えて、しっかりとした貯金が必要です。

健康保険や年金などの社会保障面でも自己責任が大きくなります。

新しい出会いと深い人間関係の難しさも

常に新しい環境で過ごすため、深い人間関係を築きにくいことがあります。

オンラインコミュニティやコワーキングスペースを活用して交流を持つ努力が必要です。
一方で、様々な国の人々と出会える機会も多く、視野を広げられる利点もあります。

常に変化する技術への適応が必須

安定したインターネット接続の確保や、時差のある顧客とのコミュニケーションなど、技術面での課題も多いです。

また、常に新しい情報やスキルを学び続ける必要があり、自己啓発の意識が重要になります。

仕事と私生活の境界線が曖昧になる

仕事と私生活の境界が曖昧になりやすく、超絶怠けしてしまったり、オーバーワークに陥るリスクもあります。

私の場合は、どちらもあります。うまくいっている時は超絶怠けて、ヤバくなって焦って、オーバワークになるといった。。これはこれで自由なんですけどね。

私ようにならないためには、意識的に仕事時間と休息時間を分ける工夫が必要です。

また、常に新しい環境に適応するストレスもあるため、メンタルヘルスケアも意外と重要なんです。

国際的な法律や手続きの複雑さに悩む

国によってビザの要件や滞在可能期間が異なり、複雑な手続きが必要な場合があります。

また、税金の申告や支払いも自己責任で行う必要があり、国際的な税務知識が求められます。

とは言っても、渡航前に渡航先の情報を簡単に確認しておけば、問題はないのですが。。

ノマドワーカーに関するよくある質問

ノマドワーカーとしての収入源は?

ノマドワーカーとして収入を得る方法は様々です。フリーランスの仕事、リモートワーク、ブログ運営、YouTubeチャンネルの運営などが一般的です。

例えば、ウェブライターやデザイナー、プログラマーとしてフリーランスで仕事を受注することで収入を得ることができます。また、ブログやYouTubeでの広告収入やアフィリエイト収入も重要な収入源となります。

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ノマドワーカーの生活費はどのくらい?

ノマドワーカーの生活費は、滞在する国や地域によって大きく異なります。東南アジアや南米などの生活費が安い地域では、月に10万円程度で生活できることもありますが、ヨーロッパや北米などの生活費が高い地域では、月に30万円以上かかることもあります。

例えば、タイでは月10万円、フィリピンでは月8万円程度で生活することが可能ですが、アメリカやヨーロッパの主要都市では月に30万円以上の生活費がかかることがあります。

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ノマドワーカーとしてのキャリアパスは?

ノマドワーカーとしてのキャリアパスは多岐にわたります。フリーランスとして独立する道もあれば、企業にリモートワークの形で雇用される道もあります。

例えば、ウェブデザインのスキルを持っていれば、フリーランスとして活動することもできますし、大手企業のリモートワークのポジションに応募することも可能です。キャリアパスを明確にするためには、自分のスキルや興味を深めることが重要です。

ノマドワーカーのメリットとデメリットは?

ノマドワーカーのメリットとしては、自由な働き方ができること、場所にとらわれずに生活できることが挙げられます。一方で、収入が不安定であること、孤独感を感じやすいこと、健康管理が難しいことがデメリットとして挙げられます。

ノマドワーカーとしての自由な生活スタイルは、多くの人にとって魅力的ですが、その一方で、収入の不安定さや健康管理の難しさに対処する必要があります。メリットとデメリットを理解し、自分に合った働き方を見つけることが重要です。

ノマドワーカーに必要なスキルは?

ノマドワーカーに必要なスキルとしては、自己管理能力、コミュニケーションスキル、専門的な技術スキル(プログラミング、デザイン、ライティングなど)が挙げられます。また、異文化理解や言語スキルも重要です。

ウェブライターとして活動する場合、高い文章力やSEOの知識が求められます。デザイナーであれば、最新のデザインソフトウェアのスキルが必要です。自己管理能力やコミュニケーションスキルも、ノマドワーカーとして成功するために欠かせない要素です。

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まとめ:ノマドワーカーには挑戦と準備が必須

ノマドワーカーとしての生活は自由で魅力的ですが、その反面、収入の不安定さや孤独感、健康管理の難しさなど多くの課題があります。「やめとけ」と言われる理由には、これらの現実が存在します。ノマドワーカーとして成功するためには、事前にこれらの現実を理解し、適切な準備を行うことが不可欠です。

ノマドワーカーとしての収入源や生活費、キャリアパスについても具体的に理解し、自己管理能力やコミュニケーションスキルを高める努力が求められます。また、異文化適応や時間管理、セキュリティ対策なども重要な要素です。

最終的には、自分に合った働き方を見つけ、ノマドワーカーとしての生活を楽しむためには挑戦を恐れず、継続的にスキルを磨きながら、柔軟に適応することが必要です。この記事が、ノマドワーカーを目指す皆さんの一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

学生時代に56カ国をバックパッカーした旅が生きがいの男。もちろん留学・ワーホリ・国際ボランティアなどを経験済み。しかし、帰国後、海外の楽しさのせいで「働きたくない病」にかかる。大学院に逃げ込むも追い込まれたあげく見つけたのが「ノマドワーク」。現在はどこにいても稼げるスキルを身につけ、海外好きの人に伝授する活動をしている。

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